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フリーライスをご存じですか?

夏期講習の英検2級レッスンでは過去問を教材に取り上げますが、その中に、“Freerice”というタイトルの興味深い長文がありました。文中にあったサイトを開いて試してみたら、面白かったのでご紹介します。

“Freerice”は、John Breenというアメリカのプログラマーが考え出したサイトです。彼は、二人の息子と同じ10代若者と日ごろ憂慮していた世界の飢餓問題の両方に貢献できる一石二鳥のアイデアを思いつきました。このサイトは、当初から人気が出て、John Breenは、2009年にこのサイトを国際連合世界食糧計画 (the United Nations World Food Programme, WFP) に寄贈しました。

やり方は簡単です。サイトの画面上に現れる英単語に最も近い意味の単語を四択で選びます。「それじゃ、TOEFLと同じじゃん」とおっしゃるあなた、ここからが違います。なんと、あなたが、正答する度に、右隣にある茶色いボウルに白いお米が10粒ずつスクっと現れるのです。あなたが獲得した白米は WFPに寄付され、スポンサーになっている世界の企業が買い取ってくれるという仕組みです。正解するとスポンサーのバナーが現れ、広告になるという訳です。

単語テストは、レベル1から60まであり、レベル1は、英検3級程度で、レベル60は、すごーく難しいです。しかし、何回でもやり直しができます。単語テストの他にも、Humanities, Math, Language Learning, Sciences, Chemistry, Geography, SATがあります。

秋の夜長、英語の勉強をしつつ、食糧が不足している地域にお米を送り続けませんか。10粒のお米でも、1億人が送れば 10億粒になります。それって何キロかな?

ちなみに、アレクサンダー英会話のホームページのトップページにリンクを貼りましたので、ぜひお試しください。ワンクリック寄付もよろしくお願いします♪