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ミニ英検面接対策です。

2月23日日曜日は、2013年度第3回の二次試験が行われます。
一次試験に合格し、二次試験の進む皆さん、おめでとうございます。でも、来週の面接試験が不安な人も多いのではないでしょうか。基本的なことですが、きちんと練習をすることが、不安を和らげる一番良い対策です。参考書もたくさん出版されていますし、英検のホームページでは、バーチャル形式で練習することができます。
少しでも皆さんの不安を和らげるために、ここでは、王道以外のちょこっとした対策を述べたいと思います。

1.面接が始まるまえ。
  面接試験は、10分足らずで終わってしまいますが、順番が来るまでの待ち時間は   異様に長く感じられ、緊張を強いられます。もう家に逃げ帰って布団をかぶって寝てしまいたい、という感じです。そこで、手にハンカチか参考書の物を持つことをお勧めします。参考書を読んでも何も頭に入りませんが、人間って手に何か持っていると安心しますよね。

2.面接試験は、コミュニケーション力を見る試験なので、部屋に入ってからはスマイル  を心がける。とはいうものの、一握りのツワモノ以外は、緊張していて、スマイルな   んて、とってもムリ。なので、私たち日本人が大得意とする挨拶力を発揮しましょう。
  ”Good morning." "Good afternoon." "Thank you very much."
"Good bye."など、簡単ですが、人と人とのやり取りで行われる試験ですので、きちんと挨拶できる人のほうが試験官の心象はいいはずです。二次試験には、「アティテュード」(態度)という項目もあります。また、部活を抜け出して受検するなど、仕方ない場合は除き、服装は、私服や制服のほうが、ジャージよりもふさわしい、と思います。

3. カードの黙読に続いて音読がありますが、この時、わからない単語があったらどうするか。シラーッと飛ばして次を読み始めてください。減点の対象にはなるかもしれませんが、他の部分が読めていれば、ダメージは少なくて済みます。くれぐれもパニックになって、その後全部読めなくなってしまったということにならないように。また、英語らしく聞こえるために、速く読もうとする人がいますが、ゆっくり、はっきり音読したほうが内容がよく理解できるのでいいと思います。

4. カードの絵を見て答える問題は、3級と準2級は、現在進行形で答える問題があります。緊張のあまり、”She playing tennis."など、Be動詞を忘れる人が多いので注意したほうがいいです。また、単語だけで答えるよりも、フルセンテンスで答えたほうが 得点が高いことも覚えておいてください。
  2級では、3枚の絵が描かれていてその間に、つなぎとして、”an hour later"とか” two weeks later"などと書かれていますが、状況説明の中にそれらも織り込んだほうが、話の展開がしやすくなりますし、話す語数も増えます。また、絵の中の吹き出しのせりふを間接話法で表そうという人がいます。それで、全く問題はありませんが、私個人は、The man said, "I'm hungry."のような直接話法のほうが簡単な気がします。

5. 4番目と5番目は、多くの人が嫌だと感じる問題です。答えは、3級は、1文、準2級と2級は、2文を目安に答えるといいと思います。ここでは、あなたの考えをきいているのではなく、あくまでも英語力をみる問題なので、言いたいことを思い切り簡単に短く答えたほうが良いと思います。言うことを頭の中でまとめている時に、 ”Well,,,”とか”Let me see,"とか一言いうのもいいかな、と思います。何も出てこなくて無言の時が長くなるとあせりますが、ちょっと英語を発することで心の余裕が生まれるかもしれません。また、沈黙が続くよりも、試験官も何か出てくるんだな、という待ちの姿勢を取ってくれやすいと思います。

お話したいたいことの半分も書けませんでしたが、ちょこっととか、ミニとか言っているわりには、長くなってしましました。 最後に、落とすための入試などとは違って、ある一定の点数をとれば、誰でも、何人でも合格できるのが、検定試験の良いところです。試験官は、あなたを不合格にしようと待ち受けているのではなく、可能な限り合格点をあげたいと思っているに違いありません。あなたが、誠意を尽くし、力を尽くして、面接試験に臨めば、きっと試験官は、天使の微笑であなたを見送ってくれるはずです!かもしれません!そう願いましょう!少なくとも、私は、これを読んで下さった受検者全員の合格をお祈りします。(文責 マッカボーイ)