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平成26年千葉県公立高校前期 主要教科の問題講評

英語以外の主要教科の講評です。これは、私の個人的な見解ですが、今後の学習の参考になれば幸いです。

国語は例年どおりの内容ですが、全体的に簡単でした。
説明文や小説、古文とも受験生にわかりやすい内容でした。
ただ最後の作文が「読書後の行動」について自分の考えを書かせるもので
読書離れといわれている中学生にはイメージしにくいものだったかもしれません。
昨年より大問が1つ増え8問の形は踏襲しましたので
すばやく読み解きする訓練はあいかわらず必要であると思います。

数学も若干簡単でした。
今まで最後の大問だった証明問題のあとに規則性の問題をもってきたのが初の試みでした。
これも順番に難しくなっていくことで受験生の解きやすさを考慮したものと思われます。
証明も相似を用いた基本的なもので例年よりは解きやすかったと思います。

理科は計算やグラフを用いた数学的問題が多かったですが
設問や実験内容は例年よりわかりやすくなっているようです。
基礎的な問題をきちんとマスターしていれば解法できる内容だったと思います。
大問8の土中の生物の観察実験の問題は不慣れな受験生も多かったのではと思います。

社会は例年よりグラフを読み解かせる問題が目立ちました。
設問はさほど難しくなったわけではありませんが
解きにくいと感じた受験生も多かったと思われます。
中学生の多くが苦手とする経済分野の歴史や現状などの出題が目立ったのも今年の特徴と思われます。(文責 横山)

*英語に関しては、アレクサンダー英会話のブログをご覧下さい。